あなたが褒められやすい場所であるために、続けている。

名古屋栄で1番1人飲みを歓迎する「ガヤガヤBAR」スタッフの駿介です。

昨日のコラムでは、僕がどのようにして、お店を一年、遊びまみれを五年続けてきたかを書きました。

不定期でやってるものであれば続けるのも容易かもしれませんが、ガヤガヤBARは年中無休で毎日、遊びまみれは毎月月末にずっと開き続けています。

それはつまり、毎日・毎月、いちいち通知表を渡されるようなもので、自信を削いでいく行為になり兼ねず、

そんな中でも続けられている理由を書いたのですが、

今日は逆に、こうやって定期的に継続的に開かれてる場だからこそ、「行く側」はどうなのか?について書こうと思います。

先日、とあるお客さんが「ガヤガヤBARや遊びまみれは、元からお喋りが達者な人たちばかりだから緊張する。」って言ってくれたんです。

緊張する必要は微塵もないのですが、

確かにお喋りが達者な人は多いです。

ガヤガヤBARも遊びまみれも、

お客さんとスタッフ、

観客と演者、

楽しむ側と楽しませる側、

そういう境目を限りなく無くすコミュニティを目指しているので、それ自体はすごくありがたいことです。

が、先ほどのお客さんの言葉で、一つ否定できる点があるとすれば、

「元から」という言葉。

もちろん、元からお喋りが達者な人もいますが、

たとえば「遊びまみれ」というイベントなら5年やっていて、

5年前はお喋りが全然上手くなかった人・人見知りで全く喋らなかった人もたくさんいます。

今は見る影もなく、実力をつけていますが、完全にこの五年で成長してるワケです。

定期的にずーっと参加し続けてきたから、自然とお喋りのコツを掴んで行ったのでしょう。

つまり、「ガヤガヤBAR」も「遊びまみれ」も一見、ただの楽しいお喋りをする場所なのですが、

実は定期的に行き続けると、学舎になるという。

それくらいいろんな種類の「企画」や「イベント」や「トーク」が行われて、いろんな「人」がいるので、「コミュニケーションの学校」的な要素は少なからずあるとは思います。

あと!

定期的に関われることによって、

「成長を確認できる」ということもあります。

日々生きていて、なかなか自分の成長って実感する機会がないと思います。

褒められづらい環境の人もいるでしょう。

そんな人が、ガヤガヤBARや、遊びまみれに来ることによって、

この場所ではたくさん褒められて、成長を実感できたら、ほんの少し生きやすくなるのではないかな?と思ってます。

ガヤガヤBARや遊びまみれがやっている「エンターテイメント」は、本当にいろんな側面があって、あなたが輝ける要素が絶対にどこかにあります。

例えば、テレビのバラエティ番組ひとつとってもそうじゃないですか。

さんまさんみたいにめっちゃ喋る人だけでは番組は成り立たず。

聞き役にまわってくれる人も必要だし、

ツッコミをしてくれる人もいるし、

冷静に頷き続ける人もいるし、

真面目に進行しようとする人もいる。

ガヤガヤBARや遊びまみれは往々にして、

そんな感じでいろんな人が必要とされ、いろんな居場所が出来上がり、その都度評価されます。

そこでの成長は僕から見たら一目瞭然だし、多分お客さん同士でも気が付きやすいと思います。

だから、ガヤガヤBARは毎日、遊びまみれは毎月続けているし、

あなたに、定期的に遊びに来て欲しいなぁなんて思ってます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました